【ワイナリー「サンタ・ルチア」について】
『 希少な土着品種を復活させ、自然と向き合うワイナリー 』
エミリア・ロマーニャ州の東南、ボローニャから車で約１時間、メルカート・サラチェーノにワイナリーはあります。
景観の素晴らしいなだらかな丘にある畑には様々な植物が自生しています。
祖父の代からの自然豊かな土地で、農学博士号を持つパリーデ・ベネデッティ氏が１９９０年代終りにワイナリーを設立。有機農法・ビオディナミにも取組み、サンジョヴェーゼ、アルバーナ、土着品種の珍しいファモーゾ、チェンテジミーノといったぶどうでのワイン造りを始めました。
醸造においても自然に敬意を払い、天然酵母発酵、ＳＯ２の使用も瓶詰時に必要最小限、全く使わない醸造も模索しています。
ソフトプレスしたジュースの中にＣＯ２を充満させることで酸素を追い出し酸化を防ぐ工夫もしていて、そのＣＯ２も再利用しています。
サンジョヴェーゼは搾りの柔らかさからくるソフトなアタック、それでいてサンジョヴェーゼ・ロマーニャにしては奥行きの深さを感じます。ワインはどれも澄んで透明感があり、
ミネラリーなニュアンスも感じます。
自給自足を心がけ、自家製のサラミやチーズなども作っています。
子供の頃に祖父の背中を追って走ったぶどう畑、セラーでのワインの香り、その記憶がパリーデ氏のワイン造りの源になっています。

【商品説明】
ワイン名：｢ゼーノ｣ メトード・クラシコ　ブリュット
産地：イタリア／エミリア・ロマーニャ州
タイプ：スパークリングワイン/フルボディの辛口
品種：サンジョヴェーゼ 100％

【特徴】
サンジョヴェーゼから造られる、ブラン・ド・ノワール(黒葡萄だけで造られるスパークリングワイン)。
畑とセラーで２度に渡り選果、果汁の酸化を防ぐ為に二酸化炭素を充填したタンクで房ごとプレス、果汁だけをタンクで低温発酵後、酵母と共に瓶詰めを行います。１８～６０ヶ月瓶内で二次発酵と熟成を丹念に行います。
その後シャンパーニュ方式で約６ヶ月ピュピトル(澱下げ台)で手回し、澱引きを行ないます。

溢れんばかりの「蜜リンゴ」や「スズラン」の香りが思わず笑顔になるワインです。
弾ける泡が口の中を心地よく刺激し、そして豊かな果実味が膨らみを与えてくれます。
ややしっかりとした酸味がワインの骨格を形成し、「焼いたパン」のようなトースティな風味と厚みがふくよかな印象を感じさせます。

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